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タイヤのアルミホイールを処分料金 [スクラップ]

■ タイヤのアルミホイルを処分料金


自動車のタイヤは、外側にあたるタイヤゴムの部分と、内側のホイール部分があります。
新しくタイヤを買い換ええたり、車を変えたりしたとき、古いタイヤをどうしようかと迷ったことはないでしょうか?

ゴムの目がまだ残っていると処分が惜しくなります。
「パンクしたときの予備に使えるかも」
「誰か欲しい人がいるかも」

でも経験上、そのときに行き先が決まっていないタイヤは、二度と日の目をみることはありません。単なるゴミとして、何年も保管場所を占領するだけ。

どんな高額なタイヤであれ、いずれ邪魔になることが間違いないありません。
それどころか、高額なアルミホイルこそ、引き取り手がないものです。

古タイヤは引き取り不可となっている自治体は多いので、いざ処分しようとするとどうしたらいいか、悩みの種となります。たいていの場合、買い換えるタイミングで業者にお願いすれば、無料で引き取ってくれるので、渡してしまうのが手っ取り早い方法です。
 

ところで。

アルミタイヤはアルミニウム合金。なので、非鉄金属を扱うリサイクル会社に持ち込めば、お金になります。
無料で引き取ったタイヤ屋さんはタイヤゴムを外し、タイヤはタイヤ、ホイールほホイールで、それぞれのリサイクル業者に引き取ってもらってます。ゴム付を丸ごと買い取る業者もあります。

鉄は二束三文ですが、アルミはお金になる……まぁ、手間賃で相殺されてしまう程度でしょうけど。

「アルミって売れるよね?」

処分費用と請求されたときに、一言いってみるのも面白いかもしれません。
顔が青くなったら、けっこう儲けが出ているかもです。


アルミニウム合金は、用途別、種類が決められてますが、アルミホイールは「5000系合金」に分類されてます。


■ 5000系合金(Al-Mg系)

 非熱処理型合金
 A5052 A5056 A5083 A5454

5000系合金は、マグネシウムを添加して強度と耐食性を向上させた合金です。マグネシウム添加量の比較的少ないものは、装飾用や器物用に、多いものは構造材として使用されてます。

合金の種類が多いのが特徴です。

 中程度のマグネシウムを含有するものとしてはA5052が代表的。アルミ合金全体の中で中程度の強度を持つ最も一般的な材料です。

 A5083はマグネシウム含有量が多く、強度も優れてます。
 海水に強くて、溶接性も良いことから、船舶材料や車両、化学プラント等によく用いられています。ただし、冷間加工(溶かさない温度での加工)では経年変化が生じます。強度が落ちて伸びが増加するために、安定化処理が行われます。

 主な用途は、船舶、車両、建築用内外装、缶エンド、カメラ鏡胴、化学プラント、圧力容器、板金製品等。
 そして、アルミホイールにも使われてます。


■ 買取価格は?

アルミホイールはリサイクルされ、再び別の材料として社会に復帰します。
買取り価格ですが、1キロ200円前後と思ってください。もちろん相場の変動はあるのでタイミングによって大きく変わることもあります。

買取が200円の場合はどうでしょうか。
軽自動車のホイールでも一本あたりの重さは4キロ以上はあり、4本ならば3200円となる計算です。

自動車を購入したときの純正ホイールもピレリー社製の高性能も考慮しません。一律「キロ」で引取るというのは、悲しいものがありますが、それはそれです。



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